制御盤や操作盤などの自動制御装置は、ハードウェアとソフトウェアの設計をベースに、さまざまな工程を経て製作されています。ここでは、製品のお問い合わせ(受注)から納品までの流れをご説明します。
1. 製作のご依頼・打ち合わせ
まずは、お電話もしくはお問い合わせフォームから弊社にご連絡ください。その際に弊社のサービスについてご説明し、打ち合わせの日取りを決定します。打ち合わせでは、お客様が現在使用されている装置の概要を確認したうえで、製作が必要な製品の仕様や運用方法、納期などをお伺いします。
2. 現地調査・お見積もり
製品を設置する現場を訪問し、調査を行います。現在使用されている装置の配線や電源の位置、接続の兼ね合いなど、製作や工事に必要なことを細かく確認します。ヒアリング情報と現地調査の内容をもとに、見積書を作成してお客様にご提示します。
3. ご契約・詳細打ち合わせ
見積書の内容や取引条件にご同意いただけましたら、契約書を作成し、ご契約となります。
その後は詳細な打ち合わせを行い、よりお客様のご要望に沿った製品やサービスをご提供できるように、細かな部分を詰めていきます。
4. システムの構成・設計
お客様が使用されている装置の電気仕様書と図面をもとに、製品の外形図や回路図、板金図、配置図、部品表などを作成します。その内容でお客様から承認をいただけましたら、製品組付で必要な筐体や部品を協力会社に発注します。
5. 製品組付・テスト
制御ボックスや配線材料など、図面をもとに手配した部品を使用し、内部パネルやレール、ダクト、銘板などを筐体フレームに取り付けます。その後、回路図や仕様書に基づき、加工したケーブルを各種端末に結線し、動作テストを行います。
6. 据付・試運転調整
完成した製品を現場に据付けた後、実際の稼働に備えてソフトウェアデバッグや試運転を行います。問題があれば調整を行い、全てのプログラムの正常動作が確認できましたらお引き渡しとなります。弊社では稼働時の立会いまで責任を持って対応しています。